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医療では必ずという言葉は使用しない

毛髪再生外来をご存知でしょうか。
男性の患者数がのびる中、美容医療の分野において、女性の患者数ものびているといいます。
広範囲のびまん性脱毛に悩む一方で、治療に難渋することの方が多いのが実状です。
分け目が幅広く、左右の頭皮がうっすら見える、軟弱な髪質、変わる様子をイメージできないものです。
1クール、2クール、髪の生え替わりの周期に合わせた治療がすすめられます。
再生療法ですから、続けることしかありません。
回復してくる症例もありますが、気長に、どのドクターも必ず口走る言葉です。
しかし、美容医療の分野に限ってではなく、「必ず」という言葉は口に出しません。
それは、100%であることを患者がイメージしてしまうからで、ドクターに「治りますよ」と言われれば、患者は自ら頑張ろうとはしなくなるそうです。
だからこそ、女性の毛髪再生においても、必ず生えるとは言いませんし、言えません。
未だ、医療に100%の効果は期待できないのが実状なのです。
100%に近い結果は不可能ではありませんが、それを決めるのは患者自身で、満足できれば、良い結果や効果として受け止めてくれます。
しかし、毛髪再生にはまだらに生える、こうしたビフォー・アフターもあります。
生えてくるものの、満足できずに、悪く受け入れるのです。
まだまだ、双方の考えが一致しないため、カウンセリングに時間をかけるのは利に適っています。

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